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ファイナンシャル・プランナー(FP)の資格を持つ私が、本業と一線を画し、ボランティア活動として、いろいろ語ります。皆様のお役に立てたらいいな♪

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専業主婦と株式売買益(その4)

2006.01.08.Sun
大変好評をいただいているシリーズ、
専業主婦と株式売買益(その3)
http://koyamazon.blog20.fc2.com/blog-entry-50.html
の続編です。

当ブログ読者様よりご質問をいただいております。
その回答を兼ねて、新しい記事を書きます。


「その3」にて、特定口座(源泉徴収あり)で株式売買すると、
確定申告する取引口座と、源泉徴収のみで終了する取引口座を
選ぶことができるという話を書きました。

昨年中は一般口座あるいは「特定口座(源泉徴収なし)」で取引していても、
今年になってから売却・信用取引の差金決済をしていなければ、
「特定口座(源泉徴収口座)」に変更可能です。
証券会社に手続書類を請求し、作成のうえ返送しましょう。
一般口座にある株式の移管には、購入価格を証明する取引報告書を添付します。


いただいたご質問では、取引口座は全部「特定口座(源泉徴収なし)」で、
うち1社の口座は今年に入ってからの売却があり、
口座の変更ができなくなっているとのこと。

取引口座全部が「特定口座(源泉徴収口座)」となっていれば、
どの口座も源泉徴収のみを選ぶことができます。
しかし、一部の口座だけ「特定口座(源泉徴収なし)」を選択している場合は、
その口座の株取引利益は基本的に確定申告が必要です。
下記4つのどれかに作戦を絞り込むのが得策です。
  作戦1.「源泉徴収なし」の取引を含め、
      所得38万円以内に抑えて確定申告する
  作戦2.確定申告不要に持ち込む=給与所得以外の所得を20万円以下にする
      ※地方税法では、所得20万円以下であっても住民税申告は必要です
  作戦3.他証券会社の「源泉徴収口座」へ移管した後に売却する
  作戦4.何が何でも今年は売らず、利益確定は翌年以降にする


それでは、例題について考えてみましょう。
例4(専業主婦):
株取引利益以外に所得がない。配当金受取は0円。
B証券は特定口座(源泉徴収なし)、B以外の口座は源泉徴収あり
A証券…株式等譲渡所得48万円(源泉徴収済所得税33,600円・住民税14,400円)
B証券…株式等譲渡所得27万円(源泉徴収なし)
C証券…株式等譲渡所得 5万円(源泉徴収済所得税3,500円・住民税1,500円)
D証券…株式等譲渡所得10万円(源泉徴収済所得税7,000円・住民税3,000円)
E証券…株式等譲渡所得▲10万円(源泉徴収済所得税0円・住民税0円)

作戦1を採用すると、B証券の取引は申告必須です。
また、損失が出ているE証券の取引は、申告すれば利益との相殺ができます
そのため、B・C・D・E証券の取引を確定申告して、
申告所得を32万円にするのが有利
です。
(A証券の取引は源泉徴収のみで終了させます)
確定申告したことで、所得税が10,500円、住民税が4,500円還付されます

作戦2を採用すると、B証券とE証券の取引を申告すべき所得(17万円)と考えて、
A・C・D証券の取引は源泉徴収のみと判断します。
BとEあわせて20万円以下ですから、確定申告不要です。
結果、確定申告しない代わりに、還付は0円です。

作戦3・4は、利益確定する前の話なので、ここでは除外。
作戦1の要領で申告するのが最善です。

なお、AとEのみ申告すると、
申告義務のあるB証券での取引が申告漏れ
となっています。
国税庁に申告漏れを指摘されて修正申告に応じた場合、
本来納める税額だけでなく、無申告加算税10%が発生します。
所得38万円を超えるので、ご主人も修正申告が必要となります。
さらに、ご主人の勤務先から支給されている扶養手当が
減らされることも考えられます。
後々大変厄介なことになりますから、注意しましょう。

※参考:証券会社の税務取扱
一般口座での取引…税務署に調書(取引損益)を提出します
特定口座(源泉徴収なし)での取引…税務署に調書(取引損益)を提出します
特定口座(源泉徴収あり)での取引…調書(取引損益)は提出しません


「特定口座(源泉徴収なし)」での保有株が
38万円を超える値上がりとなった場合、
無策に売るのは考え物です。
保有銘柄が多ければ、利益確定や損失確定することで、
ある程度は申告所得金額を調整することが可能でしょう。
しかし、都合良く利益調整できるような株を持っていない場合は、
上記作戦3あるいは4を検討するわけです。

作戦3には、4週間ほど時間がかかると覚悟しましょう。
もちろん、別途手数料が必要です。

作戦4は、作戦のうちに入らないかも知れません。
長期に安定上昇しそうな業績好調株なら、
翌年の口座を「源泉徴収口座」に切り替えてからの売却も視野に入れましょう。

一般口座の保有株は、他社の特定口座へ移管することはできません。
株式の取得価額を証明できないからです。
株券の現引き(現物引渡し)→株券名義書換→特定口座へ入庫
といった煩雑な手続きを踏んでいると、
入庫までに1ヶ月半から2ヶ月かかることでしょう。
相場の状況次第ですが、翌年の口座変更のほうが手間は少ないです。


時として、値下がり→塩漬け保有株も、大活躍することがあります。
資金回転の効率のみに捉われず、賢く保有・売買して、
賢く税務申告しましょう(^O^)
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コメント

2006-01-13.Fri 20:51
こやまぞんさんこんばんは。
専業主婦シリーズの集大成ですね。
非常に分かりやすいです。
お願いがあるのですが、
このブログをわたしのHPにリンクをはらせて頂いてもよろしいですか?。
質問が増えるかもしないですが(^^♪
URL|りゅう #-[ 編集]

2006-01-13.Fri 20:54
あっそうそう。
今年始めの取引が、株の受け渡し日ベースで1月となる売りをしていた場合は、もう源泉徴収の変更もできないですね。
1年の区切りも12月27日までの取引になるんですね。
URL|りゅう #-[ 編集]

2006-01-14.Sat 10:36
おはようございます(^^)

>りゅうさん<

特定口座の売買は、受渡の日ベースで扱われるんですよね。
近々記事にしようと考えていたところです。
昨年末、仕事納めの翌日に取引して、それを実感しました。
…そういう訳で、昨年中に節税を一区切りにしようとしたのが、思惑はずれとなりました(^^;

リンクの件、せっかくですから相互リンクにしましょう。
HPのタイトルは「よちよち投資家の日記」でOKでしょうか(^^)
URL|こやまぞん #OC4g.gt.[ 編集]

2006-01-14.Sat 11:30
相互リンクありがとうございます
感激です。
早速HPにリンクをはらせて頂きました。
私のHPは「よちよち投資家の日記」でOKです(^^)
私の友達が遊びに来るかもしれません(笑)
今後ともよろしくおねがいします。
URL|りゅう #-[ 編集]

2006-01-14.Sat 11:40
こんにちは(^^)

>りゅうさん<

こちらこそ、相互リンクありがとうございます(^^)
早速リンク張りました。
お友達をどんどんお連れしてください。
今後ともよろしくお願いします(^^)
URL|こやまぞん #OC4g.gt.[ 編集]

2006-01-14.Sat 16:08
こんにちは。今日は“購入額1000万円までの非課税特例”について質問があります。
私は今某企業の株を2300株保有しています。そのうち300株は平成11年と12年に購入、2000株を平成14年に購入しました。この株すべては証券会社の特定口座から払い出してあります。この株を売却した場合、300株については上記特例外となって税金がかかると思うのですが、その場合自分で確定申告するのでしょうか?それとも特例措置の申告時に徴収されるのでしょうか?
また、300株分の利益は(配偶者控除等に影響がないように)38万円以下に収めるように売却した方がいいのでしょうか?
ただ、2300株を300株と2000株に分けて売却することが出来るかどうか証券会社に聞いてみないとわからないのですが、こやまぞんさんのお考えをお聞かせ下さい。宜しくお願い致します。
URL|けろよん #-[ 編集]

2006-01-14.Sat 21:41
こんばんは(^^)

>けろよんさん<

某社株2300株は、すでに一般口座へ移してあるのですね(^^)
もし、特定口座(源泉徴収あり)の扱いになっていたら、
特例を受ける2000株だけでも一般口座へ移しましょう。
「非課税の特例措置」なので、売却時に源泉徴収を受けてしまうと、
その時点で「課税を選択した」とみなされ、非課税特例を受けられなくなります。
特例措置期間外に買った300株は、課税対象となります。
売却益が出れば、確定申告すべき所得となります。
また、特例措置を受ける2000株も、特例を受けるには確定申告が必要です。

>2300株を300株と2000株に分けて売却することが出来るかどうか

そんなに難しく考えることはありません。
平成19年12月31日までに売却する場合、
特例を受ける2000株をまず最初に売却したとみなされます。
参考記事を見つけましたので、下記サイトを参照ください。
http://www.ans.co.jp/u/h-kobayashi/stocktax5.htm
http://www.yamada-partners.gr.jp/page/tax_acount/shoken/9393_20030729.html

>300株分の利益は(配偶者控除等に影響がないように)38万円以下に収めるように売却した方がいいのでしょうか?

全くその通りです(^^)
特定口座(源泉徴収あり)の売買とはちがうので、申告が必要です。
300株売ると儲けが38万円を超すなら、100株だけ売るといった方法を使ってでも、
38万円以内に抑えるべきです。

なお、購入額1000万円までの非課税特例を活用した売買益は、非課税所得なので、
所得にカウントされません。ご安心くださいね(^^)
URL|こやまぞん #OC4g.gt.[ 編集]

2006-01-15.Sun 01:57
こんばんは。早速のお返事有難うございます。やっぱり私が思ったとおり300株は売却益に気を付けて売るべきなのですね。

>平成19年12月31日までに売却する場合、
特例を受ける2000株をまず最初に売却したとみなされます。
ということは今売却すると先に2000株分から利益確定するということですか?参考サイトも拝見せせて頂いたのですが、今迄ずっと“先入先出法”が原則だと思っていたのでサイトに書いてある“特別ルール”があると言う事を全く知りませんでした。その特別ルールについて、もっと詳しく知りたいのですが、他にはあまり見つけられません;こやまぞんさんばかり頼ってしまって申し訳ないのですが、お分かりならもう少し詳しく教えていただけませんか?
①売却時期・・・先に2000株売った場合の残りの300株についての売却時期は、同じ年内に売ってもいいのか特例措置期間が終わってから売るべきなのか
②算定の購入対額・・・“同じ銘柄を複数回に分けて買い増しし、一部を売却して「非課税」の適用を受ける場合、 「1,000万円」の算定の購入対価は、総平均法に順ずる方法(移動平均法)ではなく、その購入した株の実際の購入対価によります。
”とありますが、一般口座に移した際に証券会社から送られてきた書類にはそれぞれの購入価格とかが書いてありませんでした。(総取得額のみです)確定申告の時にどう(証明)すればいいのでしょうか?また、この購入対価の対象は特例を受ける分のみですか?(私の場合ですと300株と2000株では購入対価額が違ってくるのですか?)
全く頭が悪くてすみません;知れば知るほど色んな疑問が沸いてきて自分でも困っています;;どうか助けて下さい(++)
URL|けろよん #-[ 編集]

追伸

2006-01-15.Sun 02:06
特例を受ける場合の確定申告とは、『特定上場株式等非課税適用選択申告書』という書類を記入して提出するだけでいいと思っていたのですが、通常のように確定申告書を記入して申告しなければいけないのでしょうか?その他揃えなければならない書類(私の所得証明だとか)はあるのですか?
URL|けろよん #-[ 編集]

2006-01-15.Sun 23:01
こんばんは(^^)

>けろよんさん<

事情は察しました。
2000株と300株、どれについても、株を買った時の取引報告書を入手しましょう。
どちらもそれぞれに、税務申告が必要で、取引報告書がほしいからです。
考えられる解決方法を書き出しておきます。
 ・特定口座へ入庫した際の証券会社に依頼して、取引報告書を返却してもらう。
  (一般口座に移した際の証券会社とは異なる場合があります)
 ・株式を購入した際の証券会社に依頼して、取引報告書を再発行してもらう。

どちらにしても、可能だとしても、手数料が発生することは覚悟しましょう。
全株について取引報告書を入手できれば解決です。

2000株(非課税特例申請分)のみ入手できて、平成11・12年購入の300株の取引報告書が入手できなかった場合は、
2300株総取得費の証明と2000株の取引報告書から、
その差額にて300株分の取得費を証明したとみなしてもらえないか、税務署へ相談しましょう。

非課税の特例は、どんなに巨額の利益が出ても、取得費用1000万円までなら非課税になる特例。
ゆえに、書類不備には大変厳しい判断がなされるはずです。
とにかく、2000株の取得費用を証明するものを入手しないことには、全く前進しないと覚悟しましょう。

特例を受ける場合には、確定申告が必要ですし、同時に『特定上場株式等非課税適用選択申告書』の提出が必要です。
国税庁のサイト→購入価額1,000万円までの非課税の特例
http://www.nta.go.jp/category/tutatu/sonota/syotoku/3022/01.htm
にて、様式のダウンロードができます(^^)

けろよんさんに、申告が必要な所得や、申告したい配当所得・株式等譲渡所得がありましたら、こちらも同時に確定申告書に記入します。
源泉徴収票などの証明書を添付しましょう。

取引報告書を入手できると、いいですね。
けろよんさんの助けになれば嬉しく思います(^^)
URL|こやまぞん #OC4g.gt.[ 編集]

2006-01-16.Mon 07:49
おはようございます。色々なアドバイス有難うございました。取引報告書が再発行して貰えるか証券会社に問合せてみます。確定申告は私に他の収入や所得が無ければしなくていいのですね?(300株分の売却益もなんとか20万以下に抑えようと思っています。)とにかく頑張ってみます!また行き詰ったら助けて下さいねm(_ _)m
URL|けろよん #-[ 編集]

算定の購入対価

2006-01-16.Mon 13:37
今はお仕事(本業中)ですね。お疲れ様です。
自分で頑張ると言っておきながら、早くも“泣き”です;;
朝から税務署や証券会社に何度も電話してある程度は理解できたのですが、今ひとつ“算定の購入対価”というものがわかりません;私の場合、2000株(1000株×2回購入)については実際の購入価格で申告するということでしたが、残りの300株(100株×3回)は総平均法に順ずるということでした。この場合の総平均は2000株も含めた平均なのか、それとも300株分のみの平均なのか、どちらなのでしょうか?これによって購入価格がかなり違ってくるので是非お教え下さい。
URL|けろよん #-[ 編集]

2006-01-16.Mon 21:37
こんばんは(^^)

>けろよんさん<

算定の購入対価ですね。
けろよんさんは今、基礎を飛び越して、いきなり応用編に臨んでいる状況です。
分かりにくいのは無理もありません。

某社企業の2300株、2000株は非課税の特例を受けられる期間での購入、
300株は特例を受けられない期間での購入でしたね。

平成17年から19年に売却すれば、特例を受けられる2000株を先に売ったとみなします。
(そうしなければ特例の意味がありませんから。)

残りの300株は、総平均法に準じた取得価額(=算定の購入対価)となります。
100株を3回買っているとのことなので、それぞれの買値と手数料(消費税込み)をお聞かせいただいて、
けろよんさんと一緒に取得価額を考えませんか?(^^)

例を載せておきますと、
 1回目買い…900円×100株+手数料525円(税込み)=取得費90,525円
 2回目買い…750円×100株+手数料525円(税込み)=取得費75,525円
 3回目買い…780円×100株+手数料525円(税込み)=取得費78,525円

2回目までの取得費は、合計すると166,050円。
これを保有株数(200株)で割って、単位株(100株)を掛けると、
83,025円。
つまり、83,025円で2単位取得していることになります。
さらに、3回目の買いによって、300株の総取得費は244,575円となっています。
この金額を保有株数(300株)で割って、単位株数(100株)を掛けると、81,525円。
つまり、81,525円で取得した100株を3単位持っている、という訳です。

このように、買い足せば取得価額は変化します。
しかし、順を追って計算すれば、決して難しくはないんですよ(^^)
URL|こやまぞん #OC4g.gt.[ 編集]

2006-01-16.Mon 22:32
こんばんは。私の場合は特例の2000株を入れない300株分のみの平均でいいのですね。
私の場合、
1回目買い・・・4060円×100株+手数料4034円
2回目買い・・・2515円×100株+手数料2607円
3回目買い・・・1650円×100株+手数料1995円
となります。
合計で831,136円だから平均取得価格は約2770円ということですね?この金額を頭に置いて売却益を計算しながら売っていけばいいのですね?(2000株を平均にいれてしまうと購入価格がこれよりうんと下がって売却益が20万をゆうに超えてしまうのでどうしようかと思っていたのです。ちょっぴり嬉しい悲鳴ですが...)売却益が20万以下なら確定申告しなくてもいいという事なので頑張ります!
URL|けろよん #-[ 編集]

2006-01-16.Mon 22:51
こんばんは(^^)

>けろよんさん<

元気が出てきましたね(^^)

>1回目買い・・・4060円×100株+手数料4034円
>2回目買い・・・2515円×100株+手数料2607円
>3回目買い・・・1650円×100株+手数料1995円
>となります。
>合計で831,136円だから平均取得価格は約2770円

その通りです!
特例対象外300株の利益計上、場合によっては、
買い増しして取得単価を上げてから一部売却することで、
計上すべき所得額を調整することも視野に入れましょう。
節税は頭の使いようですからね(^^)

>売却益が20万以下なら確定申告しなくてもいい

非課税適用を受けるなどの理由で確定申告をする年分については、売却益が20万円以下でも、申告が必要です。
その点は間違えないようにしましょう。

あとは、証券会社から取引報告書を取り寄せれば、万事順調ですね!(^O^)
URL|こやまぞん #OC4g.gt.[ 編集]

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2006-01-17.Tue 15:47
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| #[ 編集]

2006-01-19.Thu 06:02
おはようございます(^^)

> - さん<

はじめまして(^^)
株式投資に慣れていない方には、証券税制は大変複雑に感じられることでしょう。
相談できる場所として当ブログを選んでいただき、大変嬉しく思います。

以前に私が書いたコメント
「なお、購入額1000万円までの非課税特例を活用した売買益は、非課税所得なので、
所得にカウントされません。ご安心くださいね(^^)」
の件ですね。

実はコレ、ネット上で探しても、答えはなかなか見つからないのです。
そのため、税務署へ直接電話しました。得られた回答としては、
「購入額1000万円までの非課税特例は、購入額について証明する必要はあるが、
 いくらで売ったかは全く問わない。
したがって、いくら儲けたか税務署は把握しません。」
…といった旨の説明でした。確かに、国税庁のページ(http://www.nta.go.jp)で解説されている
「特定上場株式等非課税適用選択申告書」には、売却金額の記載欄がありません。

非課税特例による売買益を申告書に明記しないということは、
所得証明や課税証明を発行する市区町村も把握しないということです。
そのため、証明には全く反映されません。
ご主人が受ける配偶者控除にも全く影響しない、ということです(^^)

これ以上踏み込んで説明するのは「やぶへび」です。
立場上、このあたりで説明を留めておくことにします。
ぜひ、ご参考ください。
これからも気軽に質問してくださいね(^^)
URL|こやまぞん #OC4g.gt.[ 編集]

管理人のみ閲覧できます

2006-01-19.Thu 21:25
このコメントは管理人のみ閲覧できます
| #[ 編集]

ありがとうございました!

2006-01-19.Thu 23:14
こやまぞんさん お返事ありがとうございました!
大変わかりやすく説明してくださり、ようやく安心することができました(^o^)
こんなこともわからないの?って思われたら恥ずかしいので管理者のみ閲覧にして失礼しました。
それにも関わらずご回答くださり感謝しています。
どこを探してもみつからなかったので、こやまぞんさんは救いの神様のようです(;;)
確かに、申告書の書式を見ると、おっしゃるとおりなのですよね。
購入価額を証明するだけで、売却したかどうかについては証明の必要がないのですね?
それは、証券会社から税務署へ売却の届けが出されているからということでしょうか?
たびたびの質問で失礼しました。
これからもどうぞよろしくお願いします!
URL|慧梨 #JoOer8Sk[ 編集]

2006-01-20.Fri 07:17
おはようございます(^^)

> - さん<

はじめまして(^^)
ご質問いただき、ありがとうございます。
大変重要なテーマを含んでおりますので、
新しい記事を書き、その中に回答を滑り込ませる形を取りました。
分かりにくい点がありましたら、遠慮なく聞いてくださいね(^^)

URL|こやまぞん #OC4g.gt.[ 編集]

2006-01-20.Fri 07:31
続いてレスします(^^)

>慧梨さん<

お役に立てて光栄です(^^)
初めは誰でもわからないものですよ。
昨日、昼休みに職場で資料に目を通していたら、購入額1000万円までの非課税特例に関するものを見つけました。
「租税特別措置法の規定により非課税とされるもの」の10番目に挙げられているのです。
非課税というからには、課税するのが政策上そぐわないということ。
配偶者控除や扶養控除の判定にも影響しないのです。

>購入価額を証明するだけで、売却したかどうかについては証明の必要がないのですね?
>それは、証券会社から税務署へ売却の届けが出されているからということでしょうか?

売却価格を証明する必要がなく、売却の事実を証明する必要もありません。
しかし、非課税特例を受けるために確定申告するのですから、その株を売ったことが前提です。
なお、一般口座での売買は、原則的に税務署へ支払調書が提出されます。
ジェット証券のページに詳しく説明されています。
http://www.jetsnet.co.jp/tokutei/check.html

これからも、気軽に質問してくださいね(^^)
URL|こやまぞん #OC4g.gt.[ 編集]

2006-01-27.Fri 02:10
専業主婦の確定申告についてとても勉強になりました。
4口座の損益通算(源泉有口座と一般口座)で何を申告すればよいのやらでしたので。
今まで色々検索したり雑誌等も調べたのですが、具体例を上げて説明しているサイトはなく、すっきりしないままでした。こちらを通して読ませていただいてやっと今までの疑問が解決しました。まとめて本にされたらどうですか?
今年は配当の書類もコピーをとって還付を受けられるように準備するつもりです。
またこちらに寄らせていただきます。
ありがとうございました。
URL|tamago #-[ 編集]

2006-01-27.Fri 07:18
おはようございます(^^)

>tamagoさん<

はじめまして。お役に立てて嬉しく思います(^^)

いろいろ書いてあって、しかも相談しやすいブログ、なかなか発見できませんね。
本にされたらとの言葉、大変ありがたく思います。ただ、私は税理士資格を持っていないので、そうも行かないのです。

配当所得ですが、受取書のコピーや信託銀行発行の計算書は確定申告時の添付義務にはなっていないので、
tamagoさん自身で計算書を作成、添付すれば、昨年の配当も申告できますよ。

これからも、ぜひ参考にして、役立ててくださいね(^^)
URL|こやまぞん #OC4g.gt.[ 編集]

2006-01-29.Sun 22:17
コメントありがとうございます。
コピーがなくても申告できるのですね。戻ってくる税金は少なーいのですが申告してみようと思います。
URL|tamago #-[ 編集]

2006-01-30.Mon 00:22
こんばんは(^^)

> tamago さん<

戻ってくる税金は少なーいということですが、
納税意識や節税意識を持つことは大切ですし、
確定申告書に慣れると所得税の仕組みが見えてくるようになります。
大変良い勉強になりますので、ぜひ申告してみてくださいね(^^)
URL|こやまぞん #OC4g.gt.[ 編集]

2006-01-30.Mon 11:31
いろいろ、勉強したいと思っているところですが、複雑さが在り イマイチモノにできていません。
いわゆる、塩漬けかぶが、3銘柄あり、2つの証券会社と取引をもっていますが、(特定口座を作っているのは1つ)まだ、手元にたんす株として保有しています。分けて預けるのも方法だと思うのですが、具体的な塩漬け株の活躍させかたを教えてください。
URL|真珠 #ntjF/dm2[ 編集]

2006-01-30.Mon 22:29
こんばんは(^^)

>真珠さん<

はじめまして(^^)

含み損を抱えている「たんす株」が3銘柄あるのですね。
塩漬け株は、売却すれば損失が確定します。そのため、
他の株で大きな利益確定をした年に、塩漬け株を売却することで、
利益と損失を合算できます。

仮に、真珠さんが専業主婦である場合、
ご主人が配偶者控除を受けるには、
真珠さんの所得を年間38万円以内に抑える必要があります。
そこへ、平成18年中に保有株が実態以上に値上がりして売却、80万円の売却益が出たとします。
何が何でも所得38万円以内に抑えたい。そんな時に、塩漬け株を売却するのです。
A電機株を売って、30万円の損失を確定。
同様にB商事株を売って、15万円の損失を確定すると、
年内なら利益と損失は相殺できるので、株式等譲渡所得は35万円(=80万-30万-15万)となり、
所得38万円以内に返り咲くことができます。

…このような活用をするのです(^^)
特定口座へ入庫しておく必要はありません。一般口座での売却でもOKです。
ただ、特定口座(源泉徴収あり)に入庫しておけば、
特定口座内で利益と損失を相殺できるので、源泉徴収税額を抑えることができます。
年間80万円の利益なら、所得税・住民税合わせて8万円が源泉徴収されます。
その後、45万円の損失を出すと、
利益は35万円へ低下するので、源泉徴収税額は3万5千円に減ります。
つまり、差額である4万5千円が口座へ戻されるのです。
資金(源泉徴収税額)を拘束される期間を縮められる、という話です。

塩漬け株3銘柄を同一口座へ入庫するか、2つの口座へ分けるか、
その判断は、それぞれの口座にどれだけ含み益が乗った株があるかに
かかっているように思います。

節税を考えると、なかなか楽しいものです。
これからも気軽に質問してくださいね(^^)
URL|こやまぞん #OC4g.gt.[ 編集]

管理人のみ閲覧できます

2006-01-31.Tue 11:26
このコメントは管理人のみ閲覧できます
| #[ 編集]

2006-01-31.Tue 12:21
はじめまして。
専業主婦のマツモト キヨシと申します。
投資は全くの素人で、質問も要領を得ていないと思います。
どうぞお許し下さいませ。

山一證券が倒産した際にCB債を現物で引き取りました。
CB債発行時に購入しましたが、購入価格を証明する書類(?)はありません。
先日ようやく某証券会社に一般口座で入庫しました。
3月に満期(償還?)を迎えるので、利益が出るうちに売却したいと考えています。
20万~30万の売却益がでると思います。
このCB債のほかに株式が源泉徴収ありの特定口座にあるのですが、仮にこちらで売却益が出ても、一般口座のCBの売却益が38万以下なら、確定申告しなくてもよろしいのでしょうか?
お気軽に質問してください~のお言葉に甘えてお教えいただけたら幸いです。
URL|マツモト キヨシ #-[ 編集]

2006-01-31.Tue 12:33
早速、お返事いただきましてありがとうございました。質問に 直接お答えくださり、感激しております。
昨今の株価上昇をみておりますと、今年の集計には期待してしまいます。(塩漬けの辛さは何処へやら・・)
他のページをみましたら、とても分かりやすく、役に立ちます。
今、私の一番の心配は、夫婦間で資金を移動させても、贈与になってしまうのかということです。親の相続のときに 滅茶苦茶に移動させても、おとがめがなかったので、見つかりにくくすればいいのかもと思っているのですが・・・。
それと、償還時にかかる所得税を回避するために、少し手前で解約するとよいとききました。
満期保険金等も多分そうだと気付いたのですが、少し前に解約すれば、一時所得として上がってこないとゆうわけですか?
18年かけた学資保険が今年の暮れにおりてくるのです。
URL|真珠 #ntjF/dm2[ 編集]

2006-01-31.Tue 23:44
こんばんは(^^)

>マツモト キヨシさん<

はじめまして(^^)
投資は大変勉強になります。
特に、実体験したことは、後々必ず生きてきます。
このたびの税務処理も、貴重な経験になることでしょう(^^)

CB債(転換社債)は、売却の場合、株式と同様に扱います。
該当銘柄(△△株式会社○○回債)が市場で取引されているならば、
転換社債のまま(株式に転換せずに)売却するのが手っ取り早いです。
こちらの売却益が20~30万で(38万円以内)、源泉徴収口座の株売買を申告しないなら、
税務署の職員は「確定申告は要りませんよ」と答えることと思います。
…その場合、住民税の申告はしてほしいです(笑)

転換社債の購入価格を証明する書類がないとのことですが、
手帳のメモ書きなどで購入価格が分かれば構わないものか、
税務署の職員さんに尋ねてください(^^)

ぜひ参考にしてください。
これからも気軽に質問してくださいね(^^)
URL|こやまぞん #OC4g.gt.[ 編集]

2006-02-01.Wed 00:20
こんばんは(^^)

>真珠さん<

今年も株式はおおむね上昇基調かと思います。
塩漬け株が買値を回復する可能性も、ありそうですね。

まずは、贈与の話。
夫婦間の資金移動も、贈与にあたります。
贈与税には毎年110万円の非課税枠があります。
この枠内であれば、贈与税は掛かりませんし、贈与税申告も不要です。
税務当局に見つからなければいいというものではないので、念のため(^_^;

生命保険の満期保険金や解約返戻金は、
契約者(保険料支払人)=受取人の場合は、所得税・住民税の一時所得に分類されます。
所得に算入される一時所得は、
(受取保険金-支払保険料-50万円)×1/2です。
受取保険金が何本かある場合は、総受取保険金額から総支払保険料額を引いた後に、50万円を差し引きます。
仮に、受取保険金と支払保険料の差額が50万円以内であれば、所得税はかかりません。

例えば、今年満期を迎える生命保険契約が2本あったとします。
 A契約…受取保険金242万円、支払保険料200万円
 B契約…受取保険金121万円、支払保険料100万円
この場合の一時所得は、
 {(242万+121万)-(200万+100万)-50万円}×1/2
=(363万-300万-50万)×1/2
=65,000円
つまり、65,000円が一時所得となり、総合課税されるのです。

なお、契約者(保険料支払人)≠受取人の場合は、贈与税の対象となります。

配偶者控除や扶養手当の関係で所得を38万円以内に抑える必要があるのでしたら、
一時所得がいくらになるのか頭に入れながら、株の利益確定を行いましょう(^^)
URL|こやまぞん #OC4g.gt.[ 編集]

2006-02-01.Wed 08:33
早速のお返事ありがとうございました!
某証券会社の人に聞いても、税務署に聞いてください…。
まあ、確かにそうなんですが。
今まで税金や、扶養控除のことなど考えもしなかったのですが、これで安心して売却できます。
実体験が身につくよう精進したいです。
またお邪魔させてくださいね。
ありがとうございました。
URL|マツモト キヨシ #-[ 編集]

2006-02-02.Thu 06:55
おはようございます(^^)

>マツモト キヨシさん<

お役に立てたようで、良かったです(^^)
投資を始めるときには考えもしなかった税金のことが、
利益を出すと現実的な問題になりますよね。
ファイナンシャル・プランナーの助言に強制力はありません。
実行するもしないも、お客様の判断です。
なお、実行支援には多くの時間と労力がかかるため、
お金を払ってFPや税理士などの有資格者を活用してください。
またのお越しをお待ちしております(^^)
URL|こやまぞん #OC4g.gt.[ 編集]

確定申告について

2006-02-02.Thu 19:00
専業主婦の確定申告についていろいろ勉強してみて自分なりに今後はわかりました。でもわからないことが一点ありましたので教えて下さい。
去年の4月に退職して夫の扶養になりました。あいにく源泉徴収なしで、株の利益が200万以上あり、確定申告しなければいけないのですが、、、
もともと給与収入があるので17年度は夫の配偶者控除はしてません。
わからないのは、国民年金がどうなるかなんです?4月から夫の被扶養者になりましたが、
私が確定申告をすると収入があったとみなされて国民年金を支払わなければならなくなりますか?そうすると17年の4月から12月分までを払うんでしょうか?
18年度からは源泉徴収ありにしました。
どうなるのか不安で・・・一気に請求がくるんですか?
宜しくお願い致します。
URL|ヤマグチユミ #-[ 編集]

2006-02-03.Fri 01:45
こんばんは(^^)

>ヤマグチユミさん<

はじめまして(^^)

昨年は株の売却利益が200万円以上あったのですね。
健康保険の扶養になることと、国民年金第3号被保険者になることは、同じ条件です。
読売新聞内下記ページに、ヒントとなることが書いてあります。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/nenkin/20060106mk21.htm
増加した給与(収入)が継続するものでない場合は、引き続き被扶養者となることができるとのことです。
詳しくは健康保険組合へ確認いただくということで、よろしいでしょうか(^^)
URL|こやまぞん #OC4g.gt.[ 編集]

株の譲渡損益と配当所得とアルバイト

2006-06-16.Fri 13:32
こんにちは、久しぶりにお伺いしたいことができました。よろしくお願いします。

専業主婦として、過ごすつもりだったのですが、今年度から始まった介護施設の調査員をすることになりました。
県からの嘱託で報酬があるのですが、これは所得になるのでしょうか?
株で譲渡損がある場合、(配当所得もあり)合算して いわゆる103万円以内におさめるようにすればよいのですよね??
URL|真珠 #ntjF/dm2[ 編集]

Re:株の譲渡損益と配当所得とアルバイト

2006-06-18.Sun 21:07
こんばんは(^^)

>真珠さん<

お久しぶりです。
元気そうで何よりですね(^^)

所得税法上は、非課税所得に挙げられていないものは、全て課税対象です。
そのため、調査員の報酬も、課税所得になります。
給与として支払われる可能性が高いと思います。
この場合には、給与所得控除が最低65万円あります。

例えば、今年7月から毎月8万円の働きがあり、翌月20日に支払われるとします。
今年に支払を受けるのは、5ヶ月分なので、平成18年分の給与収入は40万円。
最低65万円差し引けるので、給与所得は0円です。
もし給与でなく、事業所得や雑所得の扱いだとしたら、
確定申告の際に「家内労働者等の所得計算の特例」を適用できるか確認しましょう。
この特例を受けられれば、給与所得と同じような使い勝手で所得金額を計算できます。

いわゆる103万円は、所得を38万円(所得税の基礎控除額)以内に抑えようという意味です。
103万円から65万円を引くと、38万円残りますね。
株の譲渡損は、株の利益しか相殺できないので、注意が要ります。

所得金額の例を書き出しますと、
ex1
給与収入96万円ある  …給与所得31万円(=96万円-65万円)
配当収入の10万円は源泉徴収のみで終了  …配当所得0万円
株式は2万円の譲渡損(繰越損失の申告有り)  …合計所得に影響しない
  →合計所得31万円
所得38万円以内のため、配偶者控除の対象になれます。

ex2
給与収入78万円  …給与所得12万円(=78万円-65万円)
配当所得3万円を申告した  …配当所得3万円
源泉徴収でない口座で株利益を30万円確定させた
  …株式等譲渡所得30万円
 →合計所得45万円
所得38万円を超えているため、配偶者控除の対象になれません。
(本人所得が76万円未満であるため、配偶者の所得が1,000万円以下であれば、配偶者特別控除の対象になれます)

健康保険の被扶養者であり続けるには、
年収130万円(月収108,334円)以上にならないよう、
働くペースを考えましょう。
収入を得るようになると、いろいろ考えるべきことが出てくるんです。

せっかく働くのですから、今の社会制度に沿って、
金銭的な負担が増えないようにしたいものですね。
さらに質問が出てきましたら、遠慮なく尋ねてください(^^)
URL|こやまぞん #OC4g.gt.[ 編集]

2006-09-28.Thu 20:50
こやまぞんさん  ご無沙汰していました。
以前、回答をしていただいてから、一言お礼をと思いつつ気になっていましたが、夏中パソコンが壊れていて、(メーカーから出張修理2回、回収修理1回を経てようやく・・・。)しそびれていました。その節はありがとうございました。

実は、今年給与所得があることは ご相談したとおりですが(介護サービスの調査員をするという)、その他に配当所得と 雑所得(為替利益)がある場合、私の申告はどうなるのでしょうか。

保険の満期もあるかもしれないし(受け取りが12月か1月か未確認)
なにをかくそう、10月に子宮筋腫で入院をすることになっているし、⇒医療費控除は、たぶん補てんされると思うので受けられないと思うのです。 主人の扶養控除を受けたほうがいいのでしょうが、配当所得の還付も受けられたらと思いますし、とにかく、主人の確定申告はせずに、年末調整だけで終わらせたいと思っています。
気の早い話で、鬼に笑われるかもしれませんが、よろしくお願いします。
URL|真珠 #-[ 編集]

2006-09-30.Sat 20:07
こんばんは(^^)

>真珠さん<

お久しぶりです(^^)

パソコンが調子わるいと、困りますよね。
こちらも昨日、メールソフトが不調で、復旧に時間が掛かりました。

ご相談の件は、今年の所得を38万円以内に抑えることを最優先に考えましょう。
・給与所得には、給与所得控除が最低65万円あります。
 そのため、給与収入が65万円以下であれば、給与所得は0円です。
・生命保険の満期金は、一時所得です。
 {(収入-費用)-50万円}×1/2 で算出される金額が、一時所得です。
 生命保険会社から届く計算書に、収入(満期金と利益配当金)と
 費用(払込済保険料)が書いてあります。
 なお、満期日が年内で、振込みが来年の場合、今年の所得で計算します。
・雑所得があれば、その所得も「38万円」に考慮しましょう。
・上記の所得を合計しても38万円未満であれば、配当所得を申告すると有利な場合があります。
 自治体によって、住民税均等割(年額4,000円が一般的)の非課税限度額が32万円であったり、28万円であったりしますので、どちらが有利とは言えません。

…要するに、ケースバイケースということです。
まずは、保険証券を熟読して、満期日を確認することを勧めます。

来月には入院とのことで、今のうちにできることを考えていらっしゃるのですね。
無理なさらず、身体をいたわってください。
これからも気軽に質問してくださいね(^^)
URL|こやまぞん #OC4g.gt.[ 編集]

引き続き、よろしくお願いします。

2006-11-06.Mon 21:37
こんばんは、ご無沙汰いたしました。
予定通り(ちょっと変更になりましたが)、入院、手術を終えまして、退院してきました。普通に、当たり前のようにやれていたことが、こんなにしんどいとは、思ってもなく、まだ、ぼちぼち休みながら毎日です。

さて、また質問ですが、
介護調査員の報酬が、給与として、予め、10%引きで振り込まれています。
後で、源泉徴収表が届くそうですが、実費支給の交通費も含んだ上で引かれています。
これは、(金額により)あとで確定申告をすれば、戻るものですか?
実際、研修のテキスト代や、交通費も経費としてみてもらいたいくらいですが、まさかそれは無理ですよね?
10月、11月はほとんど休みましたので、今年分は、少額です。

給与収入、配当所得、雑所得を合計して、確定申告をすればいいのですか?

そういえば、生命保険控除は使えないのでしょうか?・・?
専業主婦で居るときは中々、効力がなかったので、つい、期待してしまいますが・・・・・。
昔、配当所得を申告して、還付金をもらっていました。
うっかり、主婦の所得になってしまったこともあります。

申告書にあえて載せなくても済むのでしょうか?

よろしく、ご回答願います。



URL|真珠 #-[ 編集]

Re:引き続き、よろしくお願いします。

2006-11-06.Mon 23:15
こんばんは(^^)

>真珠さん<

入院・手術、お疲れ様でした。
徐々に体調が戻っているところでしょうか(^^)

ご質問の件ですが、介護調査員の報酬に交通費が含まれているのですね。
給与という形で支払われているので、給与収入に入ります。

差し引かれている10%は、所得税とお見受けします。
確定申告は、納めるべき所得税額を自ら計算し、納付済みの所得税との差額を精算する作業です。
申告所得を38万円以下に抑えれば、所得税額は0円です。天引きされた金額分、還付してもらうわけです。申告した日から1ヵ月半から2ヶ月後と思っていれば、まず間違いありません。

給与収入に対し、給与所得控除があります。
これは、事業所得者に対して給与所得者は実費としてかかる経費が少ない場合が多いため、最低65万円までは経費と同様に扱ってくれる、という意味です。
もし、テキスト代などの経費が給与所得控除額を超えているなら、実際の経費で申告するほうが有利です。

生命保険料控除ですが、申告所得を38万円以下に抑えるという前提を崩さなければ、所得税には全く影響しません。
ただし、住民税での基礎控除は33万円なので、申告所得が33万円を超えていれば、生命保険料控除をはじめとする所得控除を受けるメリットがあります。

配当所得は、上場株式等で、保有割合が5%未満の場合、源泉徴収のみで終了させることができます。申告の有利不利に関しては、ケースバイケースです。
特に、住民税の非課税限度額は市町村によってことなります。

国税庁のページに確定申告書や深刻の手引きがアップロードされる時期が近づいてきました。これらを入手すると、所得税のしくみを理解するうえで大きな手助けとなることでしょう。

くれぐれも無理なさらず、健康に留意なさってくださいね(^^)
URL|こやまぞん #OC4g.gt.[ 編集]

扶養控除を外れないためには?

2007-07-05.Thu 13:00
はじめまして、今日このブログを発見して、感激して早速ご相談申し上げます。(ざっと記事に目を通しましたがピンポイントで私の質問と合致するものが見つからず、図々しいのですがお暇な折に解答お願いいたします)

私はサラリーマンの夫を持つ専業主婦でパート収入が年間で70万前後あります。20年以上前から保有している株式を売りたいと考えているのですが、夫の扶養を外れることが怖くて売却が出来ずにおりました。私の場合、少々税金を多めに払っても扶養を外れることのないようにしたいというのが第一義です。(夫が毎年扶養を外したり入れたりするのはかなわない、と申します)もちろん払う税金を少なくしたいことには違いありませんが…

現状をお話しますと、
同一証券会社に3社の株券を預けております。うち2社は特定口座(源泉徴収)、1社が一般口座です。(これを一般口座にしてあるのは、会社整理等によって紙切れ同然になった株券を自宅に保管している分があり、それと損益を相殺しようと考えていたからです)

現時点でこれらの株を処分しようとする場合の想定損益ですが、
A社株  +30万円
B社株  +20万円
C社株  +200万円
D社株  -135万円
となります。

出来れば2~3年以内に処分を考えていますが、この場合どうすれば扶養を外れることなく処分できるのでしょうか?

① 特定口座の分は売却の際に10%の税金を引かれますよね。例えばA社B社を同一年度に売却して+50万円の売買益が出た場合、5万円を税金で引かれた後の45万と自分の給与収入70万とあわせると115万円の収入となり、103万円を超え、扶養を外れるのでしょうか?この場合確定申告をしなければなりませんか?

② 一般口座にあるC社株を売却して200万円の売却益が出た場合、D社株を処分して135万の損失と相殺して確定申告をしようとすると
200-135=65
この65万をパート収入とあわせて確定申告するのでしょうか?(その場合 65+70=135 の収入となり、健康保険の扶養も外れることになるのでしょうか?)
それともこの65万円の10%を税金として収めるだけで良いのでしょうか?
もし、このC社株を特定口座に入れておけば、200万の利益が出ても20万を税金で引かれるだけで、(もし、20万払う気持ちがあれば)確定申告は不要ですか?

③ 扶養のことを考えるならば夫が定年退職してから売却すれば、なんの問題もないのでしょうか? ただ、何年か後には株式の売却益の税率が20%になるとかいうことも聞きました。そのあたりとの兼ね合いもどうしたものかと…

以上現状と疑問点を書かせていただきましたが、一番良い方法があればご教授頂きたくお願い申し上げます。
URL|のんたま #-[ 編集]

休止に気付かず失礼しました

2007-07-06.Fri 14:53
休止されていたのですね。
有り難いブログを発見して、あわててご相談してしまいました。失礼しました。
もう一度過去からのブログを読み返して自分で答えを考えてみます。
本当にごめんなさい、失礼しました。
書き込みにお気づきの節は削除下さい。
URL|のんたま #-[ 編集]

Re:扶養控除を外れないためには?

2007-07-07.Sat 21:51
こんばんは(^^)
七夕の夜長だというのに、のんびりパソコンやってます(^^;


>のんたまさん<

書き込みありがとうございます(^^)

のんたまさんの事例は、いろいろ考えさせられたり、気が付くことがあります。
その大部分は、すでに心配事として、気が付いていらっしゃいますね。


C社株を特定口座(源泉徴収あり)に移し変えてから売却する方法は、その後の憂いを断ち切るという意味で、正解のうちの一つと言えます。ただ、20万円は、安心の代償としては高すぎるように感じます。


賢い節税方法として、C社株(利益200万円)を何年かに分けて売却することと、D社株(含み損135万円)の売却を組み合わせて、給与所得を含めた所得額を毎年38万円以内に収めることを勧めます。

というのも、ご主人が受ける配偶者控除や扶養手当に全く影響を与えないことの必須条件は、
のんたまさんの毎年の所得を38万円以内に抑えることだからです。

・給与所得は、給与収入から最低65万円を差し引くことができます。
 例1:平成19年中の給与収入は72万円
  →給与所得7万円(=72万円-65万円)
・源泉徴収されない口座での株取引は、売却額から購入代金と売買手数料を差し引いた額が所得額。
 例2:Y社株の売却代金400万円、購入代金200万円、買い手数料1,575円、売り手数料1,575円
  →株式等譲渡所得1,996,850円=400万円-(200万円+1,575円+1,575円)
・特定口座(源泉徴収あり)で売却した株式の利益は、源泉徴収のみで終了させる(=確定申告に反映させない)ことで、課税関係が終了する。
  例3:A社株(+30万円)とB社株(+20万円)を売却、源泉徴収のみで終了。
   →のんたまさんの所得に反映されない。
    平成19年中なら所得税7%(=35,000円)と住民税3%(=15,000円)を天引きで払って終了。

上記の要領で計算した所得金額がトータルで38万円以内なら、確定申告は不要です。


C社株やD社株の保有株数(単元数)が分からないので勝手な想像ですが、例えば下記のようにします。(手数料は考慮しません)

平成19年分:
  ・給与収入72万円→給与所得7万円
  ・A社株(利益30万円)とB社株(利益20万円)を売却、
   どちらも源泉徴収のみで終了させる(=確定申告に載せない)。
  ・C社株(一般口座)のうち、利益を80万円だけ確定するように売る。
   D社株(一般口座)のうち、損失を60万円だけ確定するように売る。
   →株式等譲渡所得20万円(=80万円-60万円)
 ⇒総所得27万円(=7万円+20万円)
  納税額は、所得税35,000円、住民税15,000円(ともに天引き額)。
 注意:D社株が特定口座(源泉徴収あり)での取引だと、A社株・B社株の利益との相殺が優先されるため、さらに多くの損失確定が必要となります。

平成20年分:
  ・給与収入72万円→給与所得7万円
  ・C社株(一般口座)のうち、利益を80万円だけ確定するように売る。
   D社株(一般口座)のうち、損失を60万円だけ確定するように売る。
   →株式等譲渡所得20万円(=80万円-60万円)
 ⇒総所得27万円(=7万円+20万円)
  納税額は0円。

平成21年分:
  ・給与収入72万円→給与所得7万円
  ・C社株(一般口座)の残り(利益40万円)を売る。
   D社株(一般口座)の残り(損失15万円)を売る。
   →株式等譲渡所得25万円(=40万円-15万円)
 ⇒総所得32万円(=7万円+25万円)
  納税額は0円。

平成19・20・21年分ともに、基礎控除38万円があるため、申告納税額は0円です。

…このように、計画的に売却すれば、最小限の納税額で済ませることが可能です。もちろん、扶養からは外れません。


なお、健康保険の扶養は、毎年130万円以上の収入が継続的にあるかどうかで判定します。
株式の売却は一時的なものなので、原則として判断に加えません。
のんたまさんの場合、継続的な収入は、給与収入の約70万円だけです。
(株式配当を加えたとしても、年130万円には届かないことでしょう)


のんたまさんがまだ気付いていないのは、配当金のことです。
さらに、のんたまさんは今までずっと確定申告をしてこなかった(する必要がなかった)とお見受けしています。
毎年の所得38万円以内に抑えることを前提に、過去5年分の受取配当金を確定申告しては、いかがでしょう。
それまでに天引きされた所得税の還付を受けられます。
(住民税の天引き分も還付を受けられます。ただし、事務手続きの関係で数ヶ月~1年程度のタイムラグを覚悟しましょう)


ここまでの内容を踏まえて当ブログを散策いただき、構想と資料をまとめたうえで株式売却計画や配当金について税務署へ相談されることをお勧めします。

知っていると知らないでは、大きな差が出ます。
実り多い株式売却・確定申告となるよう、願っています(^O^)
URL|こやまぞん #OC4g.gt.[ 編集]

ありがとうございました

2007-07-08.Sun 09:56
まさかの返信!
ありがとうございました。休止も知らずに先走って投稿してしまい、冷や汗をかいていたところです。しかも大変丁寧にご教示頂き本当に感激です。非常に嬉しく、感謝のうちに読ませて頂きました。

一生持っているつもりで若い時に当時の勤務先の株などを購入したものの、息子の学費のために売却せざるを得ない状況に追い込まれておりました。かといって夫の会社からの扶養手当等を考えると売るに売れず、また、税務署に相談に行って“やぶ蛇”になりはしないか?…等々…悩んでおりました。
お陰様で幾つかの疑問も解け、一つの方向性が見えて参りました。

お教え頂いたこのアドバイスと併せて、もう一度丁寧に過去からの貴ブログを読ませて頂きながら検討させて頂きます。お忙しい中、また、休止中にも拘わらず(失礼申し上げました)のお返事本当にありがとうございました。感謝・感謝で、何度お礼を申し上げても足りないくらいです。暑い季節に向かいます、こやまぞん様のご健康を祈念しております。
URL|のんたま #-[ 編集]

ありがとうございました

2008-06-19.Thu 14:57
一言お礼を申し上げたくて、失礼を承知で書かせて頂きました。
先日(早いものでもう1年近く経過致します)丁寧にアドバイス頂きました内容を踏まえて、無事株式の売却・確定申告を済ますことが出来ました。おかげさまで売却損と売却益の相殺を確定申告で取り戻すことも出来(既に4月初に還付金の入金もありました)、さらに住民税の還付の知らせもつい数日前に役所から届きました。(この住民税の還付の連絡を受けてからお礼を申し上げたいと考えておりましたので遅くなりました)受取配当金にかかる税金も確定申告し、ほぼ完璧に満足のいく結果を得ることが出来ました。本当にありがとうございました。
原油価格高騰のあおりを受け、サラリーマンの家計には厳しい日々が続いておりますが、こやまぞん様のお陰でなんとか窮状をしのぐことが出来ました。ご迷惑かとは思いましたが、ご報告と御礼を申し上げたくて再び書き込みさせて頂きました。ありがとうございました。
暑さに向かう折、こやまぞん様の一層のご健康とご活躍をお祈り申し上げて居ります。
URL|のんたま #-[ 編集]

お役に立てましたね(^-^)

2008-06-20.Fri 01:05
のんたまさん、お礼の書き込みをいただき、ありがとうございます。
昨年の助言が役に立って、こちらも嬉しく思います。

満足な結果にたどり着くまでに、かなりの準備を重ねたことでしょう。
また、これまで縁のなかった税務署へ足を踏み入れるのは勇気が要ることだったと思います。

円満な株式売却(=現金化)、節税や還付申告ができたのは、当ブログを見つけていただいたことを含めて、
のんたまさんご自身の努力による成果です。

FPの役割は、相談者の不安を取り除き、解決までの道筋を示すことです。
これから先、困ったことや相談したいことが出てきましたら、私なり、
ご近所のFP資格者などに一声掛けてください。
今回と同じく、解決のきっかけを提案できるかも知れません。

のんたまさんとご家族が健康でありますように(^-^)
URL|こやまぞん #OC4g.gt.[ 編集]

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